とまどい 「とまどい」はイントロから夏っぽい。 でもBLUE JEANみたいなキラキラした夏っぽさじゃなくて、 短くて儚くて、ちょっとだけ切なさを含んだ感じ。 これから始まる夏を思わせる、初夏に合うイントロ。 イントロからAメロ?までのギターがそんな雰囲気を持ってる、と思う。 恋は真夏のように 愛され眠る 君は悲しみの果てに 立ち尽くしていた &Your Way 確かめられぬもどかしさに震えてる たった一つの愛 言えないまま 友達のままでいい 同じ風に吹かれて翼を広げた 曲調は哀しいわけじゃなくて、どちらかというと 夏ってものに期待を持ったような、ワクワクした感じ。 だけど、そこに乗っかる歌詞はなんとなく、物悲しい。 楽しいこともある、嬉しいこともある、ワクワクすることもある、でも ・・・切ない恋もある。 同じ風に吹かれて翼を広げた ここ、グロリアスとかそういうのっぽい気がするんだよね。 大きな空へ羽ばたく準備中。皆で同じ風に吹かれて、さぁ跳ぶぞ。っていう。 戸惑い学んで汗を流して いつも何かに傷つきながら 悩んで迷って 決めた心に 出した答えに しばし背を向けて かなわない恋をした 歌詞が若々しいよね!(何 どんな些細なことでも、すぐに傷ついて、それが繰り返されて、 当たり前になっても、やっぱり傷つくことには慣れなくて。 答えは出たけど、でも少しだけ背を向けて。 そういう時代、そういうお年頃ってあるんだと思う。…青春? 『しばし背を向けて』 『深く頷いて』 この二つが対になって曲を縁取ってる、そんな気がする。 put your hands in the air! Let's make noise yeah! 夏って無条件に楽しいもの。 仲間が集まって、騒いで騒いで、そんな雰囲気の一節。 英語の意味は理解しきれてないので割愛(汗 &Your way 今年も不意に思い出す 仲間の笑い声を 今はもう聞こえない波の音よ 恋は真夏のように 愛され眠る 悲しみの果てに 同じような空や匂いや風を感じると思い出すのは、 その時傍に居た仲間の笑い声。 思い出とか記憶っていうのは、妙に鮮やかな何かと一緒に残るから。 波の音は…函館かな? 海が傍にある生活って、特に夏は波の音とか海に関連するものが 印象的なんだろうな。 誰にも言えない夢の続きは夜に独りきり そっと取り出す AH 二度と揺り起こすこともないままに 危なげなアイツの事 見守る君をずっと好きだった 涙が止まらない夜は いつも誰かが優しさをくれた 空を走る放物線 今でもみんな憶えているかな? このせつなさに なんて 名付ければ いいのだろう? メロディーが静かになって、語りかけるような場面。 過去の恋を振り返るときは少しだけ切なく。 気がついてみれば、涙が止まらない夜はいつも誰かが優しさをくれたんだ。 色んな優しさ。嬉しかったり切なかったり。 見上げた空に走る放物線(て何だ)を昔一緒に見た仲間を思い出して。 あぁ・・・切ないねぇ。うん。切ない。 名前をつけることができない感情。 まどろむ瞳に朝の光が 胸の痛みを少し癒して あの日々を描いたどんな名画も どんな言葉も頼りないほど 戸惑い悩んで汗を流して 僕はこうして生きていくだろう 悩んで迷って 決めた心に 出した答えに深く頷いて また逢える その日まで 最後の一文は、「SPECIAL THANKS」と繋がっている気がした。 2006.06.27 |